ステンドラは、最近開発された “第4のED治療薬 “です。アバナフィルの成分は、日本の田辺三菱製薬が開発し、米国のVIVUS社が製造・販売しています。
よく知られているバイアグラ、レビトラ、シアリスの後に開発され、これまでのED治療薬のメリットを生かし、デメリットを減らした薬となっています。
米国FDAで承認され、世界中で使用されている薬剤です。
ここでは、ステンドラの作用、特徴、用法、副作用、注意点など、ステンドラについて詳しく解説するとともに、ステンドラのジェネリック医薬品についても紹介しています。
ステンドラの効果
ステンドラは、バイアグラ、レビトラ、シアリスと同じ種類のED治療薬です。
陰茎の血管を拡張し、勃起しやすく、勃起を維持しやすくする。
勃起に時間がかかる、中折れするなどの勃起不全(ED症状)を改善する作用があります。
ステンドラはあくまで勃起をサポートするもので、射精後は自然に勃起が治まり、性的な刺激や興奮がない限りは勃起が持続しません。
性欲を高めたり、催淫作用や媚薬作用があるわけではありません。
勃起反応は、性的な刺激や興奮を受けたときにのみ起こります。
ステンドラの副作用
ステンドラは、バイアグラ、シアリス、レビトラと比較して、最も副作用が少なく安心して服用できると言われているED治療薬です。
ただし、まれではありますが副作用があり、副作用のパフォーマンスは人によって異なります。
そこでここからは、基本的な副作用、飲み方を間違えた場合の副作用、広く使われている偽ED治療薬を服用した場合の副作用についてまとめていきます。
これらの副作用について知っておくと、いざというときに対処しやすくなりますので、必ず読んでおきましょう。
基本的な副作用
- 血管の拡張に伴う血圧の低下
- 目の充血
- 顔のほてり
- 動悸
- 鼻詰まり
しかし、これらの症状は、性的刺激に反応して陰茎に血液が流れると緩和されます。
これらの副作用は、薬が正常に作用している証拠と言え、心配する必要はありません。
また、一般的なED治療薬には、まれに次のような副作用があります。
- 視覚異常
- 持続勃起症
- 成分(アバナフィル)へのアレルギー反応
場合によっては、これは一時的なもので、青と緑の違いがわからないことがあります。
一方、それでも視力が著しく低下する場合は、非動脈炎性前部虚血性神経障害(NAION)の可能性があるため、直ちに医師の診察を受けてください。
勃起が 4 時間以上続く場合も、持続勃起症が疑われるため、直ちに医師の診察を受けてください。
アバナフィルの成分に発疹などのアレルギー反応がある場合は、使用を中止してください。
ステンドラを服用してはいけない人
ステンドラには、勃起力が強い、発症が早い、副作用が少ないなど多くの利点がありますが、ステンドラの服用に適さない人もいます。
以下のような人はステンドラの服用をしてはいけません。
- 現在持病や疾患をかかえている
- 過去大きな病気にかかったことがある
- 過去にアバナフィルの使用でなんらかのアレルギー症状がおこった
- 血圧の乱れがある(90/50mmHg以下の低血圧~170/100mmHg以上の高血圧)
- 不安定狭心症、うっ血性心不全、性交狭心症、NYHAⅡ度(ニューヨーク心臓協会クラス2以上)の疾患
- 肝機能障害、および腎障害で重度の症状
- 陰茎が変形している
- 既往歴に心筋梗塞や狭心症、脳出血といった症状がある
- ステンドラを含めたPDE5阻害薬でのアレルギーが出た
- PDE5に関わらず失明歴がある
- 65歳以上の高齢である
- 血管拡張作用のある医薬品を使っている
ステンドラのジェネリック
インドでは特許法の違いにより、他国よりも早くジェネリック医薬品の開発が可能であり、ステンドラでは以下のジェネリック医薬品も保有しています。
・アバナ
製薬会社:サンライズレメディーズ社(インド)
・ドラスマ
製薬会社:レクメズ社(インド)
両方の薬は、ステンドラと同じ成分、アバナフィルに基づいています。 したがって、その作用、効能、副作用は同じです。
買取価格は1本300円から、個人輸入での購入も可能です。
しかし、日本ではステンドラやステンドラのジェネリック医薬品が承認されていないため、偽造品が多く、成分の含有量が不明なため、安全性の問題は深刻と言わざるを得ません。